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みんなの「言葉」ブログ


5月1日は「語彙の日」 「五一(ぐいち)」という言葉を見つけた

2015/05/01 16:45
今日から五月です。
5月1日。
五と一を使う言葉ってないかなと、探してみました。
今日は「語彙の日」でもあるから。
「5(ご)1(い)でごい」の語呂合わせです。

すると、あったんです。
初めて知りました。「五一」。
「ぐいち」と読むんですね。

五は、本来「ぐ」と言う読み方はないようですが、丁半ばくちで五を「ぐ」と言うそうです。
「五一の丁(ぐいちのちょう)」。

さらに「五一」には、サイコロの5と1は上下になっていないところから、たがいちがいになっていること、ちぐはぐであること、の意味もあるそうです。

現場用語としても使われているようです。
ただし、漢字ではなく、「ぐいち」という言葉。
「2枚の板に穴を明けたが、なんらかの影響で穴がずれてしまって ボルトなどが通らなくなってしまうことをいう。」のだそうです。

また、関西の方でも「ぐいち」という言葉を使っているところがあるようです。
「位置がずれてはまっている様子、掛け違え」を言うようです。
ボタンがぐいちとか歯がぐいちとか、使うようです。

サイコロで5と1は隣同士。
ならば、他の組み合わせでも、「ちぐはぐ」という意味で使ってもよいのになあと、思ってしまいます。

すると、「五一三六(ぐいちさぶろく)」という言葉がありました。
「五一」も「三六」も、ばくちで値打ちのない数なのだそうです。
ばくちはよく知らないので、なぜ値打ちのない数なのかはわかりません。
転じて、「優劣のないこと、どちらも取り柄や値打ちがないこと」の意味があるようです。

そう言う組み合わせだから「五一」を特別に取り上げていうのか。

教育は、学ぶ子どもと指導者の思いが「ちぐはぐ」だと効果が上がりません。
子どもの思いをしっかり理解し、さらに、指導のねらいや目的を子どもにしっかり伝えていくこと、大事にしたいと思います。
でも、安易に迎合した「愚一致」は、避けたいものです。
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今日「冬囲い」をとりました 樹木の冬用の囲いを表す言葉は「冬囲い」「雪囲い」どっち?

2015/04/09 12:41
昨年は4月13日でした、「冬囲い」をとったのは。
今年は今日4月9にとりました。

昨年「コノテガシワ復活作戦開始 雪につぶされてしまったコノテ」http://87-446.at.webry.info/201404/article_9.htmlに掲載した写真を見ると、庭の雪捨て場に雪がどっさりあり驚きです。
今年は、北側の家の裏にももう雪はありません。
今シーズンの雪融けがいかに早かったのかがわかります。

近所の家の冬囲いは、もうすでに取り払われています。
隣の家なんか、3月中に撤去していたな。
私の家は、この近辺では最後の方です。
3月下旬からの春期講習で、お陰様でたくさんの皆さんに利用していただき、庭仕事をする余裕がありませんでした。
今週、学校がはじまり、やっと作業ができた次第です。
本当は昨日できたのですが、寒くて。

今私は「冬囲い」と、書いていますが、前記の記事では「雪囲い」という言葉を使っていました。
あれ、どっちがいいのだ。「冬囲い」と「雪囲い」違いはあるのだろうか。

「冬囲い」は「ふゆがこい」と言い、「雪囲い」は「ゆきがこい」と言うのですが、一太郎では、「ふゆがこい」と打っても「冬囲い」とは出てきません。「ふゆかこい」にしなければなりません。
「雪囲い」は、「ゆきがこい」と打つと、すんなり「雪囲い」と出てきます。
「雪囲い」の方がいいのかな?

岩波の国語辞典を見てみると、「雪囲い」はあるのですが、「冬囲い」は載っていません。
あらら、「冬囲い」という言葉はないのか?

広辞苑を見てみると、さすがに両方載っていました。

ふゆ‐がこい【冬囲い】
○冬の間、防寒のために家屋や樹木の周囲を囲うこと。また、その囲い。
ゆき‐がこい【雪囲い】‥ガコヒ
○草木などの霜雪の害を防ぐために、藁わら・筵むしろなどで囲っておおうこと。また、そのもの。
○降雪量の多い地方で、家の入口・周囲などを筵・簀す・板などで囲うもの。雪垣。

両者とも草木、家屋を囲うことであり、大きな意味の違いは見られないなあ。
使うのはどっちの言葉でもいいのかな。

インターネットで調べてみると、あら、使い方を区別していることが多い。

「冬囲い」(ふゆがこい)とは、樹木(主に庭木)を積雪や冷気から保護することを目的に、藁や筵を使って囲むこと(行為)をいう。積雪寒冷地で広く見られる光景で、金沢の兼六園で行われる「雪吊」も冬囲いの一種である。
「雪囲い」(ゆきがこい)とは、日本の北海道、東北地方の日本海側、北陸地方のような豪雪地帯で、冬の間、家屋などの建物を囲うこと、またその囲いのことである。雪垣のこと。

「冬囲い」は、樹木のこと、「雪囲い」は、家屋のことで使うようだ。
真実はなんだ。よくわかりませんでした。
私の家の庭木は、大量の積雪から守るために行う囲いなので、「雪囲い」の方がいいかな。

札幌市では、排出量の多い5月〜12月中旬までの期間「枝・葉・草」の収集があります。
収集頻度は4週に1回。出し方のルールを守れば、無料で収集してくれます。
今日出た樹木を縛っていた縄は回収してくれるのかな?
調べてみると、「野菜や果実(果物)、材木類、木製品、竹やむしろなどの冬囲い用品などは、「枝・葉・草」収集の対象外です」と、ありました。
「縄」とは書いていませんが、「竹やむしろなどの冬囲い用品」の「など」にきっと含まれるのでダメでしょう。

おや、札幌市では「冬囲い」という言葉を使っています。
公的には、冬の樹木の囲いは「冬囲い」と言うのかな。
日常の言葉にもいろいろ?があるのですね。
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新年早々失敗 今年の年賀状にも「A happy new year」と書いてしまった

2015/01/02 16:15
明けまして おめでとうございます。
2015年がスタートです。

冬期講習が始まり、更新する時間がありませんでした。
久しぶりの更新ですが、中学校の3学期始業式、15日までこの状態が続きそうです。

多忙な年末に、12月24日から26日まで札幌・東苗穂は吹雪。
積雪量も多く、1日に3回も4回も雪かきをしなければなりませんでした。
結局、年賀状は年内に書くことはできず、昨日1月1日に書く有様でした。

今年の年賀状、正しく書こうと思っていたのに、やっぱり間違いをしてしまいました。
慌ててものごとをするとダメですね。
昨年の年賀状、出した後に知って、次からは正しくしようと思っていたのに。
何のことか、「Happy new year」です。

「A happy new year」が、年賀状で書くと、よろしくないと知ったのは、昨年。
子どものころから、当たり前のように使っていたこの表現、間違いと知ったときは、アララでした。

不定冠詞「a」をつけて「A happy new year」とすると、「楽しい新年」ということになり、「おめでとう」という意味がなくなるのだそうです。
年賀状などで、挨拶としての表現は「Happy new year」と言うのが正しいようです。

昨年知って、今まで「A happy new year」と、当たり前に使っていた私、赤面です。
だから、今度はと思っていたのに。
やっぱりやってしまいました「A happy new year」。
もうしみ込んでいるのです。

印刷が全部終わって、書き終わって、ポストに入れて、家に帰ってきたら妻に、「今年も『A』をつけちゃったの」と。
ガーン。

英語のネイティブスピーカーには、年賀状を出していないので、ほんの少しの救いです。

新年早々失敗してしまいましたが、これを戒めとして、この1年、「落ち着いてじっくりものごとに取り組んでいこう」、「早め早め、計画的にものごとを進めていこう」と、誓った私でした。

昨年中は大変お世話になり、心よりお礼申し上げます。
本年も「はなまる学習教室」をどうぞ宜しくお願いいたします。
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「しろうと」「くろうと」は、白黒と関係があった 発見に子どもたちも満足

2014/12/12 11:22
小学校高学年の国語です。
「しろうと」の対義語は、という問題がありました。
4つの選択肢があり、その中には「くろうと」も。

「しろだから、くろかな?名人や達人のような気もするけれど」
「曖昧なら辞書で調べてみよう」

「『素人』の対義語は『玄人』だったけれど、漢字は白や黒じゃなかったなあ。色とは関係ないの?」
「では、『素』『玄』という、漢字を調べてみよう」

「素」の意味に、「もとのまま、ありのまま…」の他に「白色の絹、白色、無地」を発見。
「玄」の意味に、「奥深い、はかりしれない…」の他に「黒色、くろ」もありました。

素人は「しろと」とも。「白人(しろひと)」の転。
玄人は「くろと」とも。「黒人(くろひと)」の転。
こういう項目も見つけました。

「白や黒、色にも関係があったんだ」
「『素』『玄』には、『しろ』や『くろ』という読み方はないけれど、意味から転じて使われた漢字なんだね」
「言葉って調べてみるとおもしろいね」
子どもたちには、言葉や漢字にどんどん興味関心をもってもらいたい。

さて、今日は「今年の漢字」の発表日。
午後2時頃発表なので、現時点ではまだ何かはわかりません。
どうも「嘘」という漢字ではないかという話題が多いようです。

でも、私は「輝」を押したいなあ。
レジェンド葛西、羽生結弦選手の金、錦織圭選手の活躍、そして、青色発光ダイオードでノーベル賞、どうかな。
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北海道方言「おばんです」 丁寧な言い方は「おばんでした」

2014/12/05 15:45
「こんばんは」、今は17:00台以降に来る子どもたちの挨拶です。
17:00時ですともう外は真っ暗。

何せ今は1年で一番日の入りが早い時期です。
昨日4日から15日までの日の入りは16:00。

夏場では、19;00以降が「こんばんは」です。
今年ですと、6月21日から7月3日まで日の入りは19:18でした。
今と比べると3時間以上も違ったのですね。

「おばんでぇす」、中学生の子が教室に来ました。
おや、めずらしい。
今はとんと聞かなくなった「おばんです」という挨拶を中学生から聞きました。

私が子どものころは、近所の方に夕方会うと「おばんでぇす」と挨拶したものでした。
どうもこの「おばんです(お晩です)」は、北海道の方言のようです。
今も年配の方は使うようですが、都市部の住宅街では化石のようです。
私も相手の方似合わせて使う程度で、普段は「こんばんは」です。

「おばんでぇす」と挨拶されたので、私は、「おばんでした」と応えました。
すると、「先生、何その過去形。挨拶に『でした』はへんじゃない?」
「北海道の方言で挨拶されたから、北海道の方言で応えました。それも丁寧に」
「??」

北海道の方言には、「ます」・「です」で終わる言葉の連用形に「た」(過去・過去完了の助動詞)をつけて、丁寧にする言い方があります。
ですから、「おばんです」は「おばんでした」。
「おばんでございます」には「おばんでございました」。

「おはようございます」は、標準語ですが、それにも「た」をつけて、「おはようございました」という方もいます。
この「おはようございました」は、私の叔父が使っていましたが、「おばんでした」とは違い、ちょっと違和感を覚えたものです。
標準語にくっつけているからかな。

他にも電話などで「はい、○○でした」と、名乗る方もいます。
配達の方など「毎度様でした。○○屋でした」こんな感じ。

先ほどの中学生に聞くと、週末お店をしている祖父母の家に行っていたそうです。
そこで、祖父母やお客さんが言う「おばんです」を耳にし、つい口に出たと言うことです。

「先生、英語も北海道の方言のようだね」
「どうして」
「だって、Can you〜?の丁寧な言い方は、Could you〜?でしょう」
なるほど、おもしろい。
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「元も子もない」 今の普通預金は「元しかない」

2014/11/28 17:48
小学校5年生光村図書の国語教科書に「千年の釘にいどむ」という題材があります。
その中に、「…釘がじょうぶでも、木をだめにしては、元も子もない。…」という文があります。

「『元も子もない』って何?」
「元も子もない」は慣用句ですが、何となくイメージはわかるけれど、きちんとした意味がわからないと、子どもからの質問です。
「子どもとどういう関係があるのかな?」
漢字表現を初めて見たらしく、当然の?です。

「元」は元金のことを指し、「子」は利子のことを指すわけですが、そんなことは思いもつかないでしょう。

小学生用の国語辞典には、この言葉は載っていませんでした。
普通の国語辞典を見ると「(元金も利子もないの意から)失敗してすべてを失う。何もかもすっかり失う。元も子も失う。」と、あります。
文脈も合わせ、だいたい意味は理解したようですが、今度は「元金」や「利子」が?です。
この二つの言葉は、小学生用の国語辞典にも載っていて、まあ、何となくわかったようです。

でも、自分用の預金口座が無いようで、「利子」何て言われてもピンと来るものがないようです。
仮に口座があって、通帳を見てもほんのわずかな利子なんで、見落とすかもしれません。
今は普通預金の利息は、0.02%ぐらいですから。
1万円の預金で、わずか2円です。100万円でも200円。

私の親は、銀行員でした。
そのせいもあり、小学校中学年頃、自分用の預金口座を持たされました。
お年玉や親戚などからいただいたお小遣いやら、それに貯めていました。

当時、利息が付くと嬉しかったな。
1970年、初めて通帳に利息が付いていました。
預金額は5千円ぐらいでしたが、利息は当時年2.25%!
利息は半年ごとに付きますから確か、50円ほど。
50円は、その頃の子どもにしたらとっても嬉しい金額です。
駄菓子屋でめいっぱい遊べます。
年間100円の利息、今なら50万円も預金していなければなりません。

これはおいしい!
それから、少しずつ預金額を増やしていきました。
6年生の頃には5万円ほど貯まっていたでしょうか。
利息は何と3%! 年間1500円です。
今なら何と預金額750万円なくてはならない金額です。

この口座、大学生頃まで使っていました。
利息は徐々に下がり始めていましたが、卒業頃の利息は、まだ1.5%はありました。

ところが、就職すると、普通預金の利息は一気に下落。
1%を切り、0.25%へ!

1999年、ついには0.1%台を切り、0.05%。
そして、2001年には、0.02%です。
これが現在まで至っています。

普通預金に関して言えば、庶民の預金額なら「元しかない」という感じです。
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日常で「くべる」という行為はしなくなったな

2014/11/22 16:40
「くべる」という言葉、今は日常では使われなくなりました。
「焼べる」と、書くのですが、「火に入れて燃やす」と言う意味です。

中1光村図書国語教科書に「江戸からのメッセージ」という、杉浦日向子さんの文章が載っています。「くべる」は、その文章の中にあった言葉の一つです。
「…火にくべる燃料とした。…」とあったのですが、子どもたちに「くべる」の意味を聞いたところ、わかりません。
この言葉を使ったことがあるか聞いたところ、「ない」。

そうだよな、私も最近は「くべる」という言葉を使ったことがない。
日常生活で、火を取り扱うことさえ無くなりました。

私の家では、私が小学校1年生まで石炭ストーブでした。
貯炭式ストーブです。「フクロクストーブ」でした。
石炭をストーブの胴体部分に貯めておくことができ、割と長い時間、石炭をつぎ足さなくてもよいというストーブです。
後ろの方には、鍋をおく場所があり、煮炊きができました。
横には、ヤカンをおく場所がありました。
グツグツ、カタカタ、シュー、暖かい響きがストーブのまわりで聞こえていた記憶があります。
十能で石炭をくべるのは、親の仕事でした。
中、高学年ぐらいになると子どもも石炭をくべる仕事をしたでしょうが、私が2年生の時、石油ストーブに代わってしまったので、結局家ではその仕事をしたことがありませんでした。

でも、小学校、中学校と私の通う学校の暖房器具はコークスストーブでした。
コークスは、石炭を高温で乾留し、揮発分を除いたもの。
ストーブにコークスをくべるのは日直の仕事でした。
家ではできませんでしたが、学校で石炭(コークス)をくべる仕事を中3まで経験したのでした。

こう思い返すと、日常で必要な「くべる」という作業は、それ以降していないなあ。

炭火焼きは夏場よくしますが、途中で炭を付け足すことはあまりありません。
それに、炭をたすことは、「くべる」という感じではない。
これは、私の感覚なので違うかもしれませんが、火の中に、ある程度の量を入れるのが「くべる」と言う行為なのではないかと、思っています。

「先生の子どものころ、石炭ストーブでねえ、ストーブに石炭をくべました。ところで、石炭って知ってる?」
「黒いやつ、蒸気機関車の燃料!」
「蒸気機関車知ってるの?」
「機関車トーマス」
「なら話が早い、ボイラーに石炭を入れていたでしょう。あれが『石炭をくべる』」
子どもたちは、トーマスで「くべる」という言葉のイメージ化ができたようです。

「くべる」の他にも、「すげ替える」「よる」などの言葉が子どもにとって「?」でした。
日常的にすることの無くなった行為、作業を表す言葉は、意図的に伝えていかなければ、どんどん忘れ去られていくでしょう。
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「継続は力なり」の「なり」は、文語の助動詞?「成る」の連用形?

2014/10/17 14:35
学力テストの成績が上がってきた中1の子どもに「継続は力なり」、これからも頑張ろうと励ましました。
ニコッと笑ってその子は、「継続は力なりってよく聞くけど、『なり』って何?」と。
何気なく使っている言葉でも、大人にとっては思いがけないところに子どもは「?」を持っているのです。

「なり」、日常的に目にすることは意外に多くても、文語です。
中1の子どもは、まだ古語を本格的に学習はしていません。「?」に思うのも当然と言えば当然です。

「継続は力なり」の「なり」は、体言や活用語の連体形、また、副詞や助詞などに付く、助動詞ナリ活用型。
@〔断定〕…である。…だ。
A〔存在〕…にある。…にいる。
B〔状態・性質〕…である。
@Bは、事物を断定、または解説するのに用います。
Aは、場所を表す語を受けて、存在する意を表します。

@Bで言えば、「継続は力なり」は、「継続は力だ」と言うことになります。
Aで言えば、「継続は力にある」と言うことになります。

ムム、こうして口語にしてみると今までイメージしていた「継続は力なり」の意味が変わるような気がする。

口語表現を素直に受けとると、「続けることは、根気です」とか、「続けることは、実力です」などの意味になるなあ。
つまり、続けること自体に努力や力量が必要と言うことになるな。

私がずっと持っていたイメージは「続けることで大きな結果が得られる」とか「続けることで実力がついていく」などの意味だったのにな。
だから、子どもたちにも励ましの言葉として使ってきたのです。

アレッ、もしかしてこの「なり」は、「成る」の連用形か?
それならば、意味は私の持っていたイメージ通りになる。
でも、力の後に「に」が無いしな。

「なり」は、やっぱり文語の助動詞で、その音から、「成り」を連想して意味をイメージしていたのか、それとも「成る」の連用形か。
はたまた助動詞の「なり」でも、イメージしていた意味となるのか。

うーん、わからなくなりました。

子どもの「?」が、私の「?」にもなってしまいました。
もう少し調べてみよう。
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子どもたちに馴染みがなかった「五輪」という語

2013/12/13 19:58
今年の漢字が、昨日12月12日、漢字の日に発表されました。

1212(いい)(じ)(いち)(じ)の語呂合わせです。
日本漢字能力検定協会が1995年に制定しました。そして、その年から、「その年の世相を象徴する」漢字を公募し、その一字を清水寺で発表しました。
1995年は、「震」。阪神淡路大震災があった年です。

今年2013年の漢字は、「輪」。

昨日、さっそく教室に来る高学年の子どもたちにクイズを出しました。
午後2時発表なので、たぶん知らないだろうと。
「今年の漢字は何でしょう。」前から、今年の漢字について話題にしていたので、子どもたちは問われている意味がわかります。
「なに?教えて。」

「オリンピックに関係があります。」「オリンピック?」「ほら、今年2020年に東京でオリンピックが開かれることが決まったでしょう。」「『決』だ!」子どもはストレートです。
「おもてなしだ。先生辞書貸して。」「辞書で調べようとするのは偉い!」「なんだ、持て成すか。」「でも、これで一つわかったね。」

「ほら、オリンピックを漢字で書くと。」「……」
「漢字二文字で書くよね。」「……」

「オリンピックのマーク知ってる?青・黄・黒・緑・赤の。」と言って、ホワイトボードにマークを描きました。「五つあるよね。」
「五『円』!」「五『丸』!」なんだか何をしているのか、わからなくなってきました。

「オリンピックのことを『五輪』と、書くよね。」「ああ、『輪』か。なるほど。」
「五輪」って、あんまり子どもたちには馴染みがないみたい。

「今年の漢字は『輪』です。選ばれた理由はオリンピックだけじゃないようです。あとは、新聞などで調べてみよう。」
「新聞なんて見ない。」「うち、新聞とってない。」

なるほど!「五輪」って、活字用語だよね。馴染みがないのもわかる。

「五輪」が「オリンピック」だと私が知ったのは、4年生の時です。
4年生の時、「札幌オリンピック」が開催されました。
当時、新聞やらなにやらで「五輪」をしょっちゅう目にしていましたが。
「札幌五輪?」意味がつかめず、ついに母親に聞いて「五輪=オリンピック」「五輪はオリンピックのマークに由来」と、結びついたのでした。

この「五輪」という語、読売新聞記者だった川本信正氏によって発明されたそうです。
1936年8月6日付の読売新聞「五輪の聖火に首都再建」という見出しが最初だそうです。

オリンピックと書くと6文字。新聞の見出しでは長くなってしまいます。何とか略せないかという必要から生まれたのが「五輪」。
文字数の大幅削減。オリンピックマークをイメージできる。オリンとゴリン、語呂が合う。
これらのことから、活字界を中心に使われ出し、すっかり国民に定着しました。
当時は、「新語」であった語ですが、今では不易の語です。

因みに前述の見出しは、1940年開催予定であった「東京オリンピック」に関する記事です。
1936年東京開催が決定されました。しかし、日中戦争が長期化してきたなどのことから1938年、政府は実施中止を決定、開催権を返上しました。幻のオリンピックです。

さて、来年はソチ冬季オリンピック。
「五輪」の文字が新聞等でずいぶん出てくることでしょう。
教室の子どもたち、今度は意味をもって、その語を見ることができるでしょう。

高学年の子どもたちは、これからどんどん未知の言葉に出合います。
能動的に辞書で調べ、語彙を増やしていってほしいと願っています。
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一陽来復 陰暦11月

2013/11/18 19:20
「先生、これなんて読むの? 意味は?」
6年生の子どもが、国語の教科書を開いて、指を指しています。
「どれどれ、ギョッ…」
知らない四文字熟語でした。

「一陽来復」です。

「先生もわかりません。」わからないときは、素直に言います。
「調べてみます。」
パソコンにはいつも電源が入っています。
電子辞書広辞苑を開き、漢字を一字ずつ入れます。
「出た。」
「何て書いてあるの?」
「読み方は、『いちようらいふく』、意味は、『陰がきわまって陽がかえってくること。陰暦11月または冬至の称。冬が去り春が来ること。悪い事ばかりあったのがようやく回復して善い方に向いてくること。』だって。」
「ふーん。」と、子どもたち。よくわからないみたいです。
私も初めて知ったので、これ以上説明できません。
「この次までに、もう少し調べて説明するね。」私の宿題になりました。

「一陽来復」が載っていたのは、「季節の言葉」という、見開き2ページの題材です。春夏秋冬それぞれあるのですが、その冬のページに記載されていました。驚きです。

「一陽来復」、「易」から来ている言葉らしいです。
ここからは、私が理解したことなので、正しくないこともあると思います。

易では、陰暦の1年の月を六十四卦の中から12を選び、それぞれの月に当てているそうです。
陰暦10月は、陰陽で言えば全て陰「陰陰陰陰陰陰」の卦をもつ月だそうです。
陰暦11月の卦は「陰陰陰陰陰陽」。陰ばかりの中に一つ陽が戻って来る卦だそうです。
おお、「一陽」が「来復」なのね。

では、なぜこのような卦が当てられているのでしょうか。
陰暦の11月は、「冬至」を含む月です。
「冬至」は、昼の長さが一年で一番短くなる日です。
そんな冬至を含む月ならば、陰暦10月の「陰陰陰陰陰陰」の卦になりそう。
でも、昔の人は、そうと捉えずに、冬至を過ぎると再び日が長くなる、再び陽が戻ってくると考えたらしいのです。ポジティブです。
陰がきわまると、それ以上の陰はない、再び陽の気にかえると、前向きな考えのようです。
冬至は、太陽にとっての一年の終わりであると同時に、新しい一年の始まりの日でもあるというわけらしいのです。
だから、陰暦11月は陽の気がほのかに見える最初の月ということで、「陰陰陰陰陰陽」。

なるほど。だから、「一陽来復」の意味は、前述のようなものだったんだ。
今日もまた、学んだ日でした。

よくないときは、よいことに向かう始まり、そう考えて前向きに生きよう。
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タイトル 日 時
子どもにとってわかりづらい「延べ」
教室では、漢字の学習もします。 意味や使い方を中心に学習します。 ...続きを見る

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2013/11/15 18:04
生きた言葉へ 「台風一過」
生きた言葉へ 「台風一過」 台風18号の影響で、札幌も3連休は、雨。雨量も多く、心配でした。 台風は、全国に大きな被害を与えました。被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。 ...続きを見る

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2013/09/17 19:48

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