1964年初の電卓は53万5千円! 3月20日は電卓の日

3月20日は、「電卓の日」です。
本当は、今日3月18日、1964年にシャープが国産初の電卓を発売したのですが、記念日は覚えやすいように3月20日としたそうです。
1964年と言えば、東京オリンピックが開催された年です。

発売したのは、「コンペット CS-10A」。しかも、世界初の商品化だそうです

大きさは、幅42cm、厚さ25cm、奥行き44cmで、重さ25kgだったそうです。
これで卓上ですから。
重さ25kgなんて、持ち運びは無理です。

トランジスタ530個、ダイオード2,300個が使用されていたそうです。
まだ、ICやLSIが使われていなかったのですね。
使われていたゲルマニウムトランジスタは、熱に弱く不安定となるのが欠点だったそうです。

しかもテンキー式ではなく、「位どり」の全てに1~9の数字が並ぶフルキー方式、ボタンがいっぱいです。これを扱える人ってすごい。

価格は、なんと53万5000円。
当時の1,300CCの乗用車、日産ブルーバード(540,000円)とほぼ同じ価格だったそうです。
当時の大卒初任給が21000円ぐらい。
今の感覚で行くと、この「電卓」400万円以上。

それでも机の上で使える計算機として人気を呼び、当初は月産400台だった目標を大きく上回る1,000台ペースで生産しても追いつかない状態となったほどだったそうです。
日本人って、本当新しもんが好きなのか。

電卓が、本当に「電卓」で身近な存在になったのは、1972年8月販売開始のカシオミニでしょう。
「答一発、カシオミニ」です。
私が小学校高学年の頃です。

初の「電卓」からわずか8年、本当に手のひらサイズの「電卓」に進化し、価格も12,800円。
当時の大卒初任給が53000円ぐらい。
カシオミニは、感覚的に4万5千円ほどか。

それでも当時破格の低価格。大ヒットです。
発売から1年5ヶ月ほどの間に200万台販売したそうです。
電卓は個人でも手軽に手にすることのできる時代となりました。

これ、表示は6桁です。しかも小数点無し。
「個人が計算するのはお金である」「個人が100万円以上のお金を計算することは(昭和40年代当時では)そうそうない」「お金の計算であれば小数点は使わない」ことから「個人向けなら6桁小数点無しでも十分」というコンセプト。
これ、相当なリサーチをした結果だそうです。
この割り切りのよさがヒット商品につながったようです。

これは欲しかった。
学習教室を開いている身ですが、四則計算、面倒くさいです。

その後、電卓の価格は技術革新の元どんどん下がり、今では100円ショップで売られています。
感覚的には半世紀で、価格は4万分の1ですか。

現代、電卓的機能があるものはより便利に数々ありますが、やっぱり四則計算、パパッと使える電卓に軍配があがると私は思います。

確定申告、昨日で締切でしたが、最後は電卓で計算した私でした。

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