「大学ノート」という言葉はもう使わない? そもそも「大学」って?

9月から指導教科に英語が加わった中学生に、英語用のノートを用意するように言いました。
すると、「4線ですか?」。
「4線でも、大学ノートでもどちらでもいいよ」と。
「大学ノートって何?」

でました、「何?」シリーズ。
「大学ノートって、それ、あなたが数学で使っているノート。」
「大学ノートって言うの?」
「言わない?」
「言わない!」
「じゃあ何て言うの?」
「ノート。」
「大学ノート」という言葉はもう死語なのか。

私が、大学ノートと出会ったのは小学校中学年、4年生の頃だったかな。
何かを探していて、家にあった古い座机の引き出しを開けてみると、これまた古いノートがありました。
表紙は、グレーっぽい白地に黒い飾り囲み線やら罫線、背には黒い製本テープ、製本テープの上の方には黄色の帯。
中を開けると少し黄ばんだような薄い紙に罫線。
なんかかっこいい。小学生にとっては斬新なその姿、ちょっとドキドキした記憶があります。

「これ何?」すぐに親に聞いてみました。
「大学ノート、中学生ぐらいから使うノート…」などと説明を受けましたが、「大学ノート」と言う響きだけが頭の中に残りました。
「これもらっていもいい?」手に入れました。
そして、題名を書く罫線のところに、「家庭学習帳」と書きました。
当時の担任の先生は、家庭学習を推奨しており、私は、そのノートで家庭学習をすることにしたのです。
計算問題10問ほど第1ページ目に。なんか大人気分、ものすごい勉強をしたと言う満足感があった記憶があります。
翌日、先生にそのノートを提出しました。

先生もこのノートには驚いたようでした。
ちょっと自慢気に、その後もこのノートで家庭学習を続けました。

単純だった小学生の私、その後学校のノートも、「大学ノート」自分にとってはかっこいいそのノートにしてしまいました。
当時は、小学校中学年ぐらいになると学校でノートの指定などなかったな。

さて、冒頭で登場した子どもに「何で大学ノートって言うの?」と、質問された私。
あらっ、なんで? 昔は大学生が使っていたから? 
今までまったく疑問に思ったこともなかった「大学ノート」という言葉、答えられないので私の宿題に。

調べてみると、どうやらこの「大学」とは、東京大学のことらしい。
1884年、東京大学前の文具店松屋が売り出したノートのことらしい。
輸入したフールス紙というクリーム色の洋紙を、製本したこのノートは学生の間で人気となったそうです。そういうことやらで「大学ノート」と言う説があるようです。

筆記具として鉛筆が普及し始めたこの頃、これに合ったノートをということでヨーロッパから留学帰りの東京大学の教授が勧めたもの、という「大学ノート」説も。
また、当時高価であったこのノート、大学生ぐらいしか使わないと言うことで「大学ノート」も。

こうして、ノートのことを書いていたら、ノートについていろいろ記憶が蘇ってきたなあ。
明日は、ノート特集の続き。

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