ぼたん雪は「牡丹雪」、花札で知った

早朝です。
ぼたん雪が降っています。
積雪は10cmぐらいありました。
画像
ぼたん雪は「牡丹雪」。
気温が比較的高く、湿っているときにぼたん雪が降りやすいです。
この時の気温は2℃ぐらいだったでしょうか。
上空で、多数の雪の結晶がくっつき、大きな雪片になります。湿りっけの多い雪です。
この雪片が、牡丹の大きな花びらのようだということで、「牡丹雪」と、言うそうです。
「牡丹雪」、季語としては春になるそうです。確かに春先の雪に多いですね。

子どものころ、このぼたん雪は、「ボタン(釦)雪」でした。
「ぼたんゆき」という音を聞いて、私は洋服のボタンを当てはめていました。
ボタンの雪…、そうか、冬に着るコートなどのボタンのように大きいから「ボタン雪」か。
だって、牡丹なんてなじみがない。と、言うより知らない。見たことない。
北海道では、身近に見ない花です。
子どもの私にとって、「ぼたん」が花に結びつくことは決してありませんでした。

小学校中学年ぐらいの時、我が家に花札が登場しました。
任天堂の花札です。
家族の遊びに加わりました。
子どもの私にとって、最初は絵合わせ、どんな花があるかなんてあまり興味がありませんでした。
でも、慣れてくると、描かれている花がちょっと気になり始めます。
特に、1月、8月、11月。
「花」札なのに、花がない。
親に聞くと、松、ススキ、柳と言うではないか。変なの。
それに比べて、梅や桜はわかりやすい。
私の好きだった「猪鹿蝶」。
「豚の花は何?」「イノシシでしょ」「あ、イノシシなの」ずっと豚だと思っていました。「萩」。
「鹿は?」「紅葉」あれ、花じゃない。
「蝶は?」一番花らしい花です。「牡丹」「ボタン?」「服のボタンじゃなくて牡丹という花、牡丹雪の牡丹」。
その時、衝撃が走りました。
牡丹という花の存在と、ぼたん雪のぼたんは「牡丹」だったことをいっぺんに知ってしまったのです。
花札で学んでしまった。

蛇足ですが、花札で学んだこと、他にもあります。
4月の藤に登場するくちばしのとがった変な鳥、「ほととぎす」。
11月の傘を差した人、「小野道風」。さらに、赤い尾の長い変な鳥、「つばめ」。ツバメはこんな色していない。
赤短の「あのよろし」「みよしの」。
「あのよろし」は、「あ可よろし」、明らかに良い。
「みよしの」は、桜の名所、奈良県吉野。 などなど。

遊びを通す学びは、子どものころはよくあります。
「遊び」も大切に。
でも、ぼたん雪は、どう見ても「牡丹」に見えない。

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